いつかのこと

窓の家

土曜日の昼下がり

ある土曜日の昼下がり
夫と小さな彼はくーくー寝ている
洗濯機がぐるぐる回っている
昼下がりって何時のことなんだろうって思いながら、昼下がりのことを書いている

しかくい窓から差し込む太陽さんの中、小さな帽子とお裁縫箱を出してきた
おめかし用にと買った帽子
きつくて小さな彼はかぶってくれない
はさみを取り出した
思い切ってゴムの部分をちょきちょきちょき
ゆるくなった
いい感じだ
次に、黒い糸をごそごそ探す
あった
なんとなく置いておいて良かった
こんな時に実感する
ゴムを切ってぐしゃぐしゃにほつれた端っこを、ちくちくちく
そろそろ出来上がる

あーそうだった
こうやって、何か作りたかったんだ
白いちいさなアトリエで
次は何を作ろうか
道具ならいっぱいある
わくわくさんが動きだす足音がした