南瓜とマヨネーズ、と、ひげちゃん

はじめて読んだ日
たぶん、東京出てきてちょっとしてからだっけ。お姉ちゃんのだっけな。買ったんだっけな。何年も一緒に暮らしているのに忘れてしまった。たまに読んでは何かしらを思い出している。何かしら。あの頃、どこで暮らしてたっけ。表紙が素敵。もちろん中身も。本はたまに売ったりしてたけど、この本は売ろうかな候補にもあがらなかった。
余白
見てるだけで心地よくなる。
せいちゃんって名前がいい。
僕がせいちゃんって名前だったらな、なんて思ったこともある。
余白の中のせいちゃんが好きだった。わかるなってよく思ってた。
なんとなく歩き方とか真似してたりしてたな。
想像でだけど。
シーン
東京って感じがする。きっと近くにいたんだろうな。そんな気がする。
好きなシーンは、黒に白文字。あとは、ただいまー、おかえりー。
南瓜とマヨネーズ – 魚喃キリコ
なんでこのタイトルなんだっけ?って調べたことがある。なんでだっけ?忘れたな。ま、いいかって今は思う。思い出した時には、あ、そうだったそうだったと思うんだろうな。
あ、そうだったそうだった。
魚喃キリコさんの作品は正直あまり読んだことがない。なんか読んでみたくなってきた。面白そうだな。本棚に並べてみたいな。
映画もみた
ひげちゃんを歌うせいちゃんが素敵だった。原作(漫画)にはない。原作とはまったく違う。映画だしそれでいいと思う。それが映画だと思う。余白が欲しかったな。いや、映画は映画だからなくていいのか。求めたものはやっぱり余白だった。余白ってなんですか?って聞かれたらどうしよう。余ってる白と答えよう。
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