いつかのこと

いつかのこと

家を買おうと思うんだ #9 三角屋根の向こう側

#9

三角屋根の向こう側

なぜ“三角屋根”なのか?

なぜだろう?
“三角屋根”にすることで“斜線制限”というなかなかやっかいな規制がでてくるわけなのだが、僕らは“三角屋根に住みたいね”となったのだ。

例えば、である。

サッカー好きな僕はバルセロナのサッカースタイルが大好きである。いわゆるパスサッカーである。そのパスサッカーの中に常に僕の心を鷲掴みにする選手がいる。いや、“いた”という言語表現も書き加えておこう。で、何を例えたいかというと、メッシであり、ロナウジーニョなのである(もちろん、イニエスタ、シャビ、ブスケツもそうであるが)。パスを出す、パスを受ける、パスを出す、パスを受ける、その中にひとつ “ お ” が入るのである。なんとも愉快である。そう、僕にとっての“三角屋根”は、“ お ”なのである。さりげなくも舞い踊ってしまう “ お ” なのである。

そして僕らの求めた“三角屋根”が“無印良品の家”にはあったのだ。
名前は、“窓の家”、なんともシンプルな名前である。

出会いというのは面白いものだ。
2年前にふらりと見に行った“縦の家”から始まり、“木の家”というなんとも愉快な建物に出会い、三角屋根の“窓の家”に出会う。
この先、何に、誰に、出会うのだろうかと考える。

出会うたびに僕らは考えるのである。
出会うたびに僕らは舞い踊るのである。
出会うたびに僕らは向こう側を想像してしまうのである。

三角屋根の向こう側

笑ってるのが見えるんだ

僕らは、“窓の家” を買おうと思うんだ。