夕方の並木道を歩く後ろ姿

まっすぐ帰らなかった

あの日は、まっすぐ帰らなかった。

並木道の灯りがひとつずつ点いて、

リュックの肩ひもを、何度も直した。

理由は、いまも思い出せない。