洗面所の窓
背伸びしてやっと指の先が届く高い窓。
私が開けることは、ほぼない。
なぜならちゃんと届かないから。
開けることができても、閉められる自信がない。
ちょっと高い、洗面所の窓。
ドラム式洗濯乾燥機の心配事
うっすら気付いてはいました。
ドラム式の洗濯機が乾燥モードに入った途端、洗面所の窓は曇り、部屋中が梅雨みたいな湿気に覆われることを。
あれだけの洗濯物を乾かすんだから、湿度を周りに振り撒くことは仕方ないのかもしれません。
でも、何となく、大丈夫かなって思うわけです。
お風呂も近いし…カビとか。
乾燥によって舞い散るホコリとか。
窓の家の魔法瓶効果で全部こもってしまっているのでは、とか。
気になるなーと思いつつ、まぁ大丈夫か、と洗面所のドアをそっと閉める毎日。
ドアの向こうでは乾燥機くんが私の心配をよそに、力いっぱい洗濯物を乾かしています。
それはある日突然のこと
休日のある日。
乾燥機が回り続ける洗面所のドアを開けると、いつもと違う。
あれ、爽やか。
いつもの湿気がない。
あれ?あれ?ぐるり洗面所を見回してみると、ちょっと高い洗面所の窓が数センチ開いています。
夫さんだ。
ずっと気になっていたことを、あっという間に解決してしまいました。
息子くんとおやつを食べている夫さんに思わず、
「すごいね、窓開けたら、すごいね。」
私の感動、ちゃんと伝わったでしょうか。
洗濯乾燥機と、対策
説明書にもありました。
“乾燥中は湿気を排出するので、換気をしっかり行いましょう”
読んだはずなのに、いつのまにか忘れてしまっていたんですね。
その後、乾燥中はお風呂か洗面所の窓を開けて換気することにしてみました。
ちょっと高いけど、今では手探りで開け閉めできています。
なかなか快適です。
ただこれからの季節、窓の開けっ放しは寒いのでは…。
またひとつ、心配事が生まれてきたようです。