いつかのこと

映画『ルノワール』

どうして哀しいんですか?
親目線でずっと見てました。最後は涙が出ました。

映画『ルノワール』

映画『RENOIR ルノワール』

脚本・監督:早川千絵
出演:鈴木唯 石田ひかり 中島歩 河合優実 坂東龍汰 リリー・フランキー
企画・制作:ローデッド・フィルムズ
制作協力プロダクション:キリシマ194
製作幹事・配給:ハピネットファントム・スタジオ

冒頭から

驚かされっぱなしです。そして、何度か「あ、結構重い話しだったのか、もう少しファンタジーな感じを予想していましたよ」と思いました。

予想がつかない

どうなっていくのかまったく予想がつきませんでした。なので少し俯瞰して見ている自分がずっといましたね。入り込みづらいと言いますか、入り込めないことが正解だったのかもなって見終わってから思いましたね。

でも、とてもおもしろいです。

何が?

何がおもしろいんだろう?ってふと考えると、やはり主人公のフキなんです。表情が子供だったり、大人だったり、絶妙なんです。返事の仕方、笑い方、でも時折見せる哀しさ。

親ってなんなんだろう?大人ってなんなんだろう?

見てるんです

いつもではないのですが、ふと見てるんです。その姿が我が子たちと同じで気付いたら心を掴まれてしまって目が離せなくなりました。

フキ:どうして哀しいんですか?

久里子:どうしてかな

冒険

僕も通ってきたのだろうけど、11歳の日々は冒険だらけなんだなって思いました。怖いこと、笑ってばっかりのこと、つまらないこと、いろんな日々が愛おしくて最後のエンドロールで涙が出てきました。

エンドロール

あれはズルイです。何度かここで終わるかなって場面がありました。そして、最後のシーンがやってきました。あ、素敵な終わり方だって思ってたら、エンドロールが流れてきました。あの歌詞はズルイです。いろんな感情にさせてしまって疲れましたよね?子供ってすごいですよね。今日は見てくれてありがとうございました。最後はゆっくりしてください。さ、もう泣いてくださいと言わんとばかりな構成です。

でも、最高な構成でした。早川監督の作品もっと見たいなって思いました。

素敵な時間をありがとうございました。

映画『ルノワール』
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デザインの仕事をしています。いつか犬を飼いたいと思っています。夢はおじいちゃんになったら縁側でおばあちゃんとお茶を飲むことです。

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