いよいよ
ここまで土地の契約、ローンの審査、ローンの契約などなど…
などなどな手続きの連続から、やっと家のプラン打ち合わせにたどり着いた
ここまでをプロローグとするならば、家づくりの本編にいよいよ入るわけだ
プランを打ちあわせよう、
と意気込みはあるものの、さて何からどう決めたらいいのかが分からない
今決まっているのは、三角屋根の窓の家を建てる、ということだけ
もうここは素直に、どう決めたらいいか分からない私たちで臨むことにした
家族で無印良品を訪れた
何も分からないことを分かってくれている無印さんの笑顔に救われる(ここで言う無印さんとは、今回の担当者さんのことである)
どうやらプラン打ち合わせとは、家の間取りや電気の配置、どんな窓にするか…などを決める打ち合わせのようだ
間取りを決める前に、まずは家の大きさ
箱の大きさが決まらなければ、中身の大きさも量も決められない
なるほど
無印良品の家は、半間単位で大きさと値段が設定されている
いろいろな間取りと値段が書かれたパンフレットを見ながら、ふと思う
住みやすい大きさってどれくらいだろう
広ければいい?
大は小を兼ねるのか?
ほんとに?ほんとにそう?
帰り道、幼い頃から好きだった絵本の一節を思い出した
― おおきなにわの まんなかに かわいいいえがありました
あぁそうだ
あんな家に住みたかったんだ
子どもに読むため再び開いた絵本が、私の心を決めた