窓の家の白い壁
窓の家の、真っ白なしっくい調の塗り壁。
白い。
とにかく真っ白です。
ふと見渡すと、家というよりアトリエにいるような気分になります。
郵便受けに、無印良品さんから一年点検のお知らせが届きました。
もうすぐ入居して一年が経つんですね。
お家を見直すタイミングが来たようです。
塗り壁を選んだ理由
お手入れの簡単な壁紙クロスも魅力的でした。
子どもがいる暮らしって、きっと汚れるんだろうな…シールとか…落書きとか…と考えると、やっぱりクロスにしようかなと何度も思いました。
でも最終的に選んだのは、塗り壁。
無印良品の家のサイトにあったこの一文に惹かれました。
“室内の空気中の湿度を一定に保つ天然のエアコンディショナー”
ジメジメしているときは湿気を吸って、乾燥時には水分を補ってくれるそうなんです。
自然素材というのも魅力的でした。
そして塗り壁にしか出せない、やわらかな雰囲気。
やっぱり良いなぁ、と。
職人さんの手によって塗られたことによるムラも、なんだか良いなぁ、と。
いろいろな心配よりも、なんだか良いなぁが積み重なって塗り壁に決定しました。
気になる塗り壁の汚れ
入居して一年。
気になる塗り壁の状態ですが、しっかり傷がついて汚れています。
だんだんと、汚れと傷のパターンが決まってきました。
- 子どものクレヨンによる汚れ
- シールを貼った跡
- 擦れて付く色汚れ
- 角の崩れ
大体このパターンで傷付き、汚れています。
クレヨン汚れとシールは、私のちょっとした隙を突いて、子どもくんのわんぱくが発動した結果です。
あーっと言いながらも満足感いっぱいの笑顔を見ると、こちらまで笑顔になってしまう。
上手に丸が描けてるねー。
親ばかです。
キッズスペースの壁の汚れは、ちょっとしたアートになっています。
擦れて付く汚れは、デニムや濃い色の服、ベビーゲートの連結部品などが壁に擦れることで色がついてしまいます。
コートの裾やチャックの金具でも汚れるので、壁にかけている方は注意が必要です。
角の崩れは、掃除機が当たったとき、足がゴンッと当たったときなど、ちょっとした衝撃で崩れてしまっています。
点検のときに直してもらえるのですが、大きく崩れているところもあって大丈夫かなと少し心配。
汚れに関しては塗り壁もクロスも同じだと思いますが、崩れることがある点が塗り壁の特徴かもしれません。
塗り壁の汚れのお手入れ方法
簡単な汚れであれば水拭きで落ちます。
葡萄ゼリーが四方八方に飛び散ったときも、子どもくんが掘ってきたサツマイモが壁にぶつかって付いた汚れも、水拭きできれいになりました。
軽い汚れは、アルカリ電解水スプレーでかなり落ちます。
ただ、擦れた汚れは落ちにくいです。
無理にこすって落とそうとすると周りの壁が剥げてくるので、無理にゴシゴシしないほうが良いかもしれません。
シールはベリっと剥がすと、壁まで剥がれます。
あくまで、そーっとです。
それでも少し剥がれることがあります。
古くなったマスキングテープも要注意。
ベタベタが残ってしまい、これも落ちません。
塗り壁は落ちる汚れと落ちない汚れがはっきりしているので、見極めが大切だなと感じています。
落ちない汚れはどうしよう?
クレヨンやシールは、しばらくそのままで暮らしていこうと思っています。
子どもが描いたものだと思うと、愛着が湧いてきちゃうんですよね。
それと汚れに関しては、無印良品の家の担当さんの一言が印象に残っています。
“汚れても、塗っちゃえば大丈夫です”
塗り壁は上から塗装し直せば、またきれいな壁に生まれ変わるんです。
実際、6ヶ月点検の時に塗り直してもらった場所はとても綺麗になりました。
何年後になるか分かりませんが、いつか子どもが大きく育ったら塗り直すのも良いですね。
その頃にはもっと愛着が湧いてしまっているかもしれません。
まずは一年点検でどこまで直してもらったのか…このお話はまた改めて。