舞台に立ちたい
女形を極めてみたいって思いました

映画『国宝』
原作:「国宝」吉田修一著(朝日文庫/朝日新聞出版刊)
脚本:奥寺佐渡子
監督:李相日
出演:吉沢亮 横浜流星
製作幹事:MYRIAGON STUDIO
制作プロダクション:CREDEUS
主題歌:「Luminance」原摩利彦 feat. 井口 理(Sony Music Label Inc.)
配給:東宝
感覚
舞台袖のシーンが何度か出てきます。わ、この感じ、すごい、って思いました。鳥肌が立つというか、あの舞台袖の空気感がリアルで3時間ずっと釘付けでした。
女形
美しい。舞台上での美しさ、舞台にあがるまでの汗と生きかたに涙が止まりませんでした。映画だからできる歌舞伎役者の歌舞伎中のアップの表情を知ることができたことに満足感を通り越して少し放心状態になりました。女形ができる人は限られていてその女形を極めてみたかったという思いが溢れ出てきました。
観に行けて本当に良かった
友人から「すごいから映画館で観たほうがいいよ」と言われていたのですが、3時間か、長いな、予定合わないな、今回はスルーかな、と思っていたのですがふと昨日「観たい」と思ってしまい、チケットを確保しました。僕が行ける唯一の回は残り1席しか残ってなくて即購入、本当に購入できて良かった。本当に映画館に観に行けて良かったです。
舞台という世界
私の20代はずっと舞台だったので、なんて贅沢な時間だったんだと今になって思います。続けること、舞台に立つこと、携わること、朝起きたらあの日に戻っていたらなって思うことがあります。
映画でした。すごい映画でした。たくさんの賞を獲るんだろうなって思います。ストーリーを知った上でもう一度落ち着いて観てみたいなって思いました。