映画館で上映中です。
映画館に観に行きました。
映画『アット・ザ・ベンチ』
監督:奥山由之
出演:
第1編・第5編:広瀬すず、仲野太賀
第2編:岸井ゆきの、岡山天音、荒川良々
第3編:今田美桜、森七菜
第4編:草彅剛、吉岡里帆、神木隆之介
脚本:生方美久(第1編・第5編)、蓮見翔(第2編)、根本宗子(第3編)、奥山由之(第4編)
音楽:安部勇磨
企画・製作:奥山由之
プロデューサー:佐野大
撮影:今村圭佑
録音:佐藤雅之
美術:野田花子
衣裳:伊賀大介
ヘアメイク:小西神士、くどうあき
編集:平井健一、奥山由之
助監督:鈴木雄太
制作担当:神谷諒
カラリスト:小林千乃
オンライン編集:土屋瀬莉
グラフィックデザイン:矢後直規
配給宣伝協力:池田彩乃
制作・配給:SPOON
第1編『残り物たち』
何度も見た第1編。
どこも変わってなくてそのままでした。
その、そのままがとても嬉しかったです。
あ、一つ違ったことがありました。
大きなスクリーンです。スクリーンで見るとやはり感じかたが全然違いました。
アップのカット割がとても素敵でした。
アップになる度になんだか泣きそうになりました。
のりくん:義理?
りこ:義理?あ、え、聞こえてた?お母さんの?
のりくん:え?お母さん?
りこ:義理の?
第2編『まわらない』
こちらも何度も見た第2編でした。
何度も見ていたいと思いました。
何度も笑いました。
映画館のあちらこちらで笑い声が聞こえました。
僕の隣からも笑い声が聞こえました。
なんだか贅沢な時間でした。
- バイク乗ってないのにバイク乗りみたいな格好しないでほしかった
- テレビ出てる人のことアイツって言わないでほしかった
- 私の飲み物口つけて飲んじゃってほしかった
- 飲ませもらって一言目「甘」って言わないでほしかった
ナナ:ちょっとだけ嫌なことがいっぱいあるの。最初ちょっとだけ違和感感じてたことが4年付き合っていくうちにあれ私毎回我慢してるなこれってなっちゃってでも些細だから今更言う感じにもならなくて
寿司桶がいっぱいになっちゃったんだもんな、っていつか言いたいなと思いました。
第3編『守る役割』
さて、第3編です。
どうくるか、誰がくるか、なんだか待ってましたといった感じでした。
わ、こう来たか。
いや、なんといいますか、舞台を見ているような、熱量がそのまま伝わってくるような。言葉の応酬です。すごく愛おしいというか、舞台が恋しくなると言うか、素敵な姉妹でした。もう一度見たいです。いや、何度も見たいです。
第4編『ラストシーン』
正直、1、2、3でお腹いっぱいになってしまった感がありました。
いや、面白くないわけではまったくないのですが、しっかり面白いはずなんですが、1、2、3、4となると、でももう一度、この流れで見たいです。
第5編『さびしいは続く』
繋ぐ、繋がる、想像するのがすごく楽しかったです。
同じ光景が、あー、地元に帰りたいなって思いましたね。
ずっと見ていたい作品
やはり、ずっと見ていたいですね。
日本の作品ぽくない感じ。『ナイト・オン・ザ・プラネット』を思い出したり、『多摩川サンセット』を思い出したり。
ベンチはなくなってしまうのかな、ということは続編はないのかな。いや、でも視点を変えれば続編は可能か。しかし良い、良い具合な作品でした。
良い時間、贅沢な時間をありがとうございます。
残念だった点
物販が何もなかったです。
フライヤーもなかったです。
パンフレット作って欲しかったな、いつか。
今度是非作ってください。
と思いました。