そっとしている場所があります。
そっとするのはやめることにしました。

掃除したくてもできませんでした
言い訳ですね。
この家に住んで、6年ぐらいですかね。洗濯機は買い替えていないので6年ぐらい洗濯機はここにいらっしゃいます。洗濯機の下を掃除した回数は2回かな。僕はたぶん2回。
ドラム式洗濯乾燥機は直置きです
フローリングの床に直置きです。底上げをして掃除がしやすいようにしたいなと思うことは何度かあったのですが、「うーん、直置きのほうがすっきりしてるな」と思いここまで来ました。
しかし、掃除回数2回です。とても綺麗好きな僕はなんとか掃除できないものかと最近になって真剣に考え始めました。とにかくこの重たい洗濯機を持ち上げて掃除がしたいなと。しかも掃除回数の2回の掃除は差し金(直角スケール)とクイックルのシートを使っての届くところだけのとても簡易な掃除です。きっと埃だらけです。
なのでそっとしてここまできました
ただ、「あ、奥底に埃が結構見えていらっしゃる」と最近よく見かけては考え込むように。
実は何度か持ち上げようと試みたことがあります
何故だかまったく持ち上がりませんでした。非力なわけではないと思うのですが、持ち上がりませんでした。そして、「何故だ?」と。
たとえジャッキがあったとしても
僕の中ではこの洗濯機は持ち上がることはないんだ。と諦めというか、思い込みというか、そう思ってました。ただ、ジャッキが欲しい。試してみたい。ただ、床が剥がれたりするんじゃないかな、大丈夫かな。
「持ち上げ棒」という道具
あっと言うまにジャッキが届きました。ジャッキではないのか。テコの原理で持ち上がる「持ち上げ棒」という道具。これですね。
洗濯機と床の隙間は5mmほど。ちゃんと使えるのかなと思いながらもそっと。
しかしまったく持ち上がりません。
メリメリメリ
何故だ、やはりダメなのか。と諦めかけたその時、「メリメリメリーー」と恐ろしい音とともに持ち上がりました。「えっ」と思い、そっと床を見ます。
なんと、洗濯機の足の部分は吸着シートのようになっていて、ピタッとくっついていただけだったのです。
6年間の胸のつかえも取れました
人生というのは面白いなと思いましたね。簡単に洗濯機が持ち上がったのですから。
洗濯機の下は、すっきり綺麗になりました。
そして汚れのほどは
6年ほどそっとしていたのですが、思っていたほどの汚れではなかったです。しっかり埃の塊がありましたが、カビが生えていたり床が腐っていたり変色していたりということはなかったです。
「持ち上げ棒」はとても使えます
洗濯機以外で使用することはないかもですが、「持ち上げ棒」はとても優秀です。転がるキャリーは洗濯機の手前の足の2箇所だけ使いました。奥側は配置できないというか届きません。何か工夫すればいいのかな。ま、2箇所だけでも十分洗濯機は動かせました。カグスベールでも良さそうですね。次回試してみよう。

洗濯機の下は5mmです
何故5mmなのだろう?なるだけ埃がたまらないようにわざと5mmにしたのかもしれないですね。しかし洗濯して乾燥までしてくれる洗濯乾燥機を発明した人はすごいですね。綺麗な隙間を見ながらそう思いました。