これ以上、私たちから何にも奪わないで。
はじまって5分で泣いてました。

映画『この夏の星を見る』
原作:辻村深月『この夏の星を見る』(角川文庫/KADOKAWA刊)
出演:桜田ひより 水沢林太郎 黒川想矢 中野有紗 早瀬憩 星乃あんな
監督:山元環
脚本:森野マッシュ
音楽:haruka nakamura
企画:FLARE CREATORS
配給:東映
子どもと観に行きたいなってずっと思ってました
上映開始時間と僕たちのスケジュールが合わなくてなかなか観に行けませんでした。
でも、やっと観に行けました。
コロナじゃなければ
コロナ禍、パンデミック、2020年、今思い返しても良い思い出なんかなくて、でもあの時間があったから気付けたこともいっぱいあって、この映画を観て5分で泣いてしまいました。映画を観ながら何度も頑張れって心の中で言ってました。
ずっとマスクをしているのに
僕らも、世界中の人たちがマスクをしていたので、マスクの中の表情や気持ちが痛いほどわかるので、目の表情だけでとても伝わってきます。もちろん俳優さんの演技も素晴らしいのですが観客との一体感がすごくて、終映後に拍手が起きていました。
森野マッシュさん
脚本家の森野マッシュさんの作品は本当に観たくなります。『ケの日のケケケ』で出会って、『VRおじさんの初恋』、そして『この夏の星を見る』。なんといいますか、言葉のリズムというか心にすっと入ってくる感じなんです。音楽のような、今回でいえば、haruka nakamuraさんの音楽に似てる感じなんです。とても心地よいのです。
パンフレットが欲しくて
上映前にパンフレットを買いに行きました。すると売り切れでした。わー、本当に残念だとスマホでどこかで買えないかなと探しました。そして映画が始まりました。終映後、受付の人がみなんなに言いました。
「たった今若干数ですがパンフレットが入荷しました!」
本当に嬉しくてすっと受付に買いに行きました。とても嬉しかったです。
これ以上、私たちから何にも奪わないで
2020年、思い返すと涙が出ます。でもその中にも最高の時間があったことも忘れません。頑張ろうって思います。映画館に観に行けて本当に良かったです。