無印良品の家と暮らす
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2018
#16 仮審査
その名の通り、ローンの仮の審査なんで“仮”なのかなんだか一応な感じがして引っかかった“事前審査”ともいうらしいこちらの方がしっくりくる要は、そもそもの審査なんだなと腑に落ちたそもそも返済できる人なのか、を事前にそもそも信
窓の家を建てる
Author あさ
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#15 ごみ箱さんの居るところ
ベッドは寝室に食器は食器棚に本は本棚に物の居場所というのは何となくあるものだ だけどごみ箱だけは、何となく居場所が落ち着かないどこでもいいと言えばどこでも良くて、だからといってどこでも良くなくて私ほんとにここでいいんです
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てるてるくんの作り方
うちのてるてるくんは、電気の紐にいつもぷらーり揺れている起きたらおはようと挨拶するのが日課である
なんでもないこと
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パステルと小さなスケッチブック
どぞ 渡されたのは、パステルの箱と小さなスケッチブック“これで描いて”と言われているような気がして、小さなスケッチブックを開いた 絵を描くのは好きだ子どもが生まれてから毎日なにかしら描いているいつも決まった茶色のペンで落
子供
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#14 無印良品には3つの家がある
ぽっかり空いた土地に立っている私の頭の中には、“窓の家”がやさしく建っていた 無印良品には3つの家があるそれぞれ特徴がはっきりしていて、シンプルな美しさがある 最初は“縦の家”に一目惚れした階段で左右に仕切られた空間はと
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2024
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た、うん
た、うんた、うん まんまるなゾウさんが坂道を下っていくゆらゆら前後に揺れながら、ゆっくり下っていくその様子を見ながらた、うんた、うん一緒に揺れながらにこにこしている 麓についたもう一度 た、うんた、うん 一緒に揺れてみる
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#13 ぽっかり空いていた
のんびり待とうと言いながら、あの街のことばかりが頭をよぎる 遠足から数週間が経とうとしていたある平日の夜、気になる土地が出てきたひょっこりとのんびり屋の私たちはこの数週間、土地はのんびりし過ぎると無くなっていく、と学んで
花火を追いかける
土手の上から花火を見つけた花火を見るために土手に行ったのかたまたま見つけた花火だったのかどっちだったかな小さなちいさな花火だった 私たちは、花火の方へ歩き出した少しでも近づこうと真っ直ぐまっすぐ、花火を追いかける いつま
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#12 遠足に出かけた
週末の朝、パタパタ準備に追われている片道2時間もの遠出となると、半日分の準備が必要であるこれは遠足だ、遠足の準備だおやつは?ハンカチもった?着替えも一応ね 本命の場所を見つけた私たちはその週末、さっそく行ってみることにし
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グレーのスニーカーを履く日
靴を買おうと言ってから何日経つだろうまだ靴は買っていない買いたい靴は決まっているいたってシンプルな黒のスニーカーだ いつからか、私には好きな雑誌があったその雑誌を私は大切にしていた 中学生の頃、母に買ってもらったその雑誌
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#11 やさしい絵本の棚
ん絵本を私に差し出す読んでほしいんだな、と読み始めると振り返って向こうに行ってしまう んまた別の絵本を私に差し出すこれを読んでほしいんだな、と手に取ると振り返って向こうに行ってしまう うさぎさん読もっか、と私が言うしばら