いつかのこと
13ページ目
9
/
1
2018
パステルと小さなスケッチブック
どぞ 渡されたのは、パステルの箱と小さなスケッチブック“これで描いて”と言われているような気がして、小さなスケッチブックを開いた 絵を描くのは好きだ子どもが生まれてから毎日なにかしら描いているいつも決まった茶色のペンで落
子供
Author あさ
8
23
#14 無印良品には3つの家がある
ぽっかり空いた土地に立っている私の頭の中には、“窓の家”がやさしく建っていた 無印良品には3つの家があるそれぞれ特徴がはっきりしていて、シンプルな美しさがある 最初は“縦の家”に一目惚れした階段で左右に仕切られた空間はと
窓の家を建てる
15
た、うん
た、うんた、うん まんまるなゾウさんが坂道を下っていくゆらゆら前後に揺れながら、ゆっくり下っていくその様子を見ながらた、うんた、うん一緒に揺れながらにこにこしている 麓についたもう一度 た、うんた、うん 一緒に揺れてみる
10
#13 ぽっかり空いていた
のんびり待とうと言いながら、あの街のことばかりが頭をよぎる 遠足から数週間が経とうとしていたある平日の夜、気になる土地が出てきたひょっこりとのんびり屋の私たちはこの数週間、土地はのんびりし過ぎると無くなっていく、と学んで
花火を追いかける
土手の上から花火を見つけた花火を見るために土手に行ったのかたまたま見つけた花火だったのかどっちだったかな小さなちいさな花火だった 私たちは、花火の方へ歩き出した少しでも近づこうと真っ直ぐまっすぐ、花火を追いかける いつま
なんでもないこと
4
3
2025
SPONSORED LINK
広告
google
7
27
#12 遠足に出かけた
週末の朝、パタパタ準備に追われている片道2時間もの遠出となると、半日分の準備が必要であるこれは遠足だ、遠足の準備だおやつは?ハンカチもった?着替えも一応ね 本命の場所を見つけた私たちはその週末、さっそく行ってみることにし
26
グレーのスニーカーを履く日
靴を買おうと言ってから何日経つだろうまだ靴は買っていない買いたい靴は決まっているいたってシンプルな黒のスニーカーだ いつからか、私には好きな雑誌があったその雑誌を私は大切にしていた 中学生の頃、母に買ってもらったその雑誌
13
#11 やさしい絵本の棚
ん絵本を私に差し出す読んでほしいんだな、と読み始めると振り返って向こうに行ってしまう んまた別の絵本を私に差し出すこれを読んでほしいんだな、と手に取ると振り返って向こうに行ってしまう うさぎさん読もっか、と私が言うしばら
絵を描いた
いつ書いたんだっけ子供のころ絵を描くのが好きだった今も好きいろんなものに絵を描くピルクルに油性のマジックで絵を描いたまだ乾いてなくて夫の手が黒くなったあーあ反省でもまた描こう
6
29
#10 本命は突然現れる
土地って、なかなか見つからないいざ探し始めるとなかなかピンとこないいいんだけどね、と何かが引っかかるどこかふわふわしていた焦らず探そうと言いながら、どこかふわふわと不安のようなものが現れては消える 夫は調べものが得意だと
#9 建ぺい率、容積率、あっさり単純
土地を買えば、あとは自由に思った通りの家が建つと、思っていた “建ぺい率”と“容積率”さらっとパーセントを伝えられ、何も知らなかった私は、えっと何だっけ…と毎回頭を巡らせることになる思い切って建ぺい率は1階の広さ容積率は